自由律句会 幸せます

山頭火の生誕地、防府市発信の句会です

2022-01-01から1年間の記事一覧

第六回 選句結果 令和四年四月

句碑へしみいる故郷(ふるさと)の水 佐川智英実 自然と人と時間とが、少しずつ混ざり合っていくような作品だと思いました。(葉子) 立ち話の横をそっとゆく冬 葉 子 知人と出会し暖かい話しをしている中冷たい風が吹く良くない話題か(荻島) そっとゆく冬の、”…

第五回 選句結果 令和四年二月

煮麺に平手打ちされた声を聞く 葉 子 いきおいよくすすった麺が顔にぶつかって熱いやら汁がつくやら、てんやわんやですね。平手打ちという表現が愉快で手打ち麺も連想されて、気になる句です。(佐川) 虫歯のうろに福豆はさまる 秋山 白兎 痛い虫歯に福豆が…

第四回 選句結果 令和三年月十二月 

赤字は特選として選句 今日は鼻歌も浮かばない小春 葉子 暖かい春の日なのに鼻歌も出ない、何を考えていますか?(田中) 隕石かなたから恋は落ちるもの 佐川 智英実 隕石のような恋!!凄まじいエネルギーを感じる恋ですが、そんな恋は冷めやすいとも言いま…